2010年4月8日木曜日

☆特別企画☆第11回天下一準優勝者ないとくん 1万字インタビュー!part2

-本戦1問目「訴訟大国アメリカではこんなくだらない事で訴える」のお題には「ヤンキースなのに真面目な奴がいるじゃないか」「エンジェルスなのに松井の顔はなんだ」などの解答を出してましたねー。


あー、このお題ね。自分の中ではダメだなーって。
出した時点で「もぅネットとか2chとかで出てそうな解答だな」って。
でも残り1分とかで時間無くて。苦し紛れで出したんですけど、まぁウケたから良いかと(笑)
自分の解答ではこれが最初にウケたのだったんで、勢いに乗れたなって。



-お題的にはちょっと難しいお題だったんですかね?

んー、まぁ広いお題ではあったと思うね。
ずっとストーカーで考えてたんだけどなかなか良いの浮かばなくて、出さなかったんだけどね。
「餌欲しがってる猫がずっとついて来る」とかそんなん(笑)
1個目のお題で良いの出そうって気持ちが強すぎたのかもなあ。



-あー、思いついた解答を出すか出さないかの線引きって難しいですよね。

前回10回大会の時は思いついたの片っ端から出して。
手数は圧倒的に多かったんだけど、思いっきり負けてこれじゃダメだなって(笑)
そんな時に天下一必勝法で「手数を出すより、厳選して良いのを出した方が投票が集まる」って書いてあったから、それ予選から意識してたね。


-あっ、俺がトピックに書いた天下一の分析についてですね。
 アレ活きてたんですね。

 めちゃくちゃ活きてますよ。
 あれのおかげ落ち着いて考えることが出来た。

 

-同じ発想でも、落ち着いてちょっと表現いじると面白さが倍増する場合ありますもんね。
 
 うん。
 「エンジェルスなのに松井の顔はなんだ」ってのも言い方をクレームっぽくして。
 顔はなんだ、って語尾にしたら響きが面白いかなーって(笑)


-語尾を変えるってテクニックですね。
 ないとさんの解答って独特ですよね。引いた目線というか。

 そうですね、対象から引いて見る、俯瞰的な解答は意識してますね。
 

-なるほど、俯瞰的な解答ですか。
 俯瞰的な解答で言うと、割とつむ山さん(8代目チャンピオン)とかもそのタイプですかね。

 あー、なるほど、そうかも知れませんね。
 自分はいったん違うところに行って、お題に戻るってことをしたいんですよね。それが旨くいくと票も入るなあ。
 後は誰も書かないようなのを書きたいですね。短いけど個性的なのを

 

-ところで、得意なパターンのお題ってありますか?

 写真は結構好きだね。
 前は苦手だったけど、今は写真の方が楽しい。
 

-違うんですか、写真とお題では考え方?

 違いますね。
 写真ではパッと見で見える普通の見え方とは、違う見え方を探しますねー。
 「アフリカのサラダバー」にしても、言われてみればそう見えるみたいなとこを狙いますね。
 あとはそうですね、ストーリーを語るって方法も使うかな。


-今回ですと二階堂さんも写真お題すごくウケてましたね。

 
 そうですね、二階堂さんは見えない部分のストーリーを作るのが旨いですよね。
 電車の写真お題(上記写真)での「後続車両は犠牲になったのだ」って解答とか。
 あれ良かったですねえ。あれは焦った。

 

-焦りましたか(笑)

 ちなみに他の人の見てる時も、全てのお題で解答考えてたんですよ、1つ残らず常に。
 予選の時からずっと、1題につき1個は良い回答を思いつくようにしようって



-ほー、心の中でそんな努力を!
 確かに肩慣らししとかないとエンジンかかるまでに結構時間かかっちゃいますもんね。

 自分が出た本戦Bブロック以降のE、Fブロックでも考えてたから暖まった状態で決勝いけたんだよね。
 見学してる時はリラックスしときながら、常にオオギリ脳を動かしておくみたいな。

【part3に続く】