オオギリ裏技集も次で終了!
ラストスパートかけていきます!
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【オオギリのウラワザ ~表現系~】
まずテクニック各論にうつる前に、大喜利表現における基礎的な原則を2つご紹介しましょう。
特に1つ目の原則は、常に心がけたいものです。
原則1:『不要な表現は徹底的に削る』
評価を受けているネタは、不要な言葉を一切ふくみません。
極端な話し、解答に関係ない文字は1文字たりとも含めないのが理想です。
オオギリにハマりだすと
「句読点1つ、打つか打たないか」
で悩むものです。いや、ほんとに。
なぜそこまで無駄を削るのか?
その理由は、ネタの核心をぼやけさせないためです。
筋肉質な解答は、スッと脳に入ってきて、無限の広がりを感じさせます。
その感覚がたまりません。
マニアックな話しですが、無駄のない解答って文字配列がなんだか美しく感じるのです笑
お気に入りのものは
「あーっ、美しいなあ、気持ちよいなぁ」
なんて悦に浸りながら、何度も眺めますから。
我ながら不気味なもんです。
では1つ、美しい解答を見てみましょう。
お題:「超能力者サミットでもめた議題」
本物が来た(いしだ)
うーん、美しい。
わずか5文字。
わずか5文字に、どれだけの意味がこめられているでしょうか。
もめてる光景も、ありありと頭に浮かびます。
もう、これ以上削ることなんて絶対出来ない。
研ぎあげた刀のような解答です。
お題:写真でひとこと
後続車両は犠牲になったのだ(二階堂旅人)
うーん、美しい。
わずか13文字に、なんというストーリー性。
まさに脈打つような13文字です。
このように、思いついた発想を、一切無駄なく表現することが「大喜利における表現力」です。
ちなみにこれは、長文解答を否定しているわけではありません。
かくいう私自身が中~長文解答を多用します。
仮に1000文字の解答だろうが2000文字の解答だろうが、その中に無駄がなければ良いのです。
特に、長文解答は「基本的に長い文なんざ誰も読みたくない」という事実を、強く意識すべきでしょう。
ただでさえ長いのに、1文でもいらない表現が入っていると、一気に読む気がなくなります。
また、「無駄な表現こそがネタの本質」になっている解答もあります。
後述しますがウラワザ20『同フレーズ繰り返し』、ウラワザ21『蛇足をつける』なんかがまさにソレです。
あえて寄り道するなかに、笑いどころを作る手法です。
矛盾する表現になりますが、そこでの無駄は無駄ではありません。
削るべき無駄とは「ネタの本質に関係ない、笑いにも寄与しない表現」のことです。
原則2:『中~長文解答ではオチワードをなるべく後ろに配置する』
オチとなるキーワードがある場合は、なるべく後ろに配置した方が面白くなりやすいです。
まぁ、落語でも漫才でも、やはりオチは最後にあるものなので。
例えば、こんな感じ
お題:宇宙人に100回さらわれた人の体験談
卒業文集の【宇宙人にさらわれそうな人ランキング】でランク外だった時は、「みんな分かってるはずだろ!気使ってんじゃねえよ!」と8本の足で机を蹴飛ばしてしまった
「8本の足」ってのがオチですね。
そのキーワードが最後に廻ってくるように表現をひねるわけです。
なお、この原則はあくまで中~長文解答にあてはまるものです。
10文字前後の短文解答に、前も後ろもあったもんじゃないので。
ではでは、さっそく表現系のテクニックを紹介していきましょう!
ウラワザ16『キーワード省力』
発想のキーワードを省力する表現テクニックです。
ネット大喜利において頻繁に使われている手法で、解答にグッと深みが出ます。
具体例を見てみましょう。
お題:RPGで町の住人が教えてくれたどうでも良い情報
最後のダンジョンで待ってる(ホムンクルス)
ウラワザ4『場所固定、役割固定』で紹介した解答です。
発想の核は「町の住人が実はラスボスだった」というところです。
ですが、この解答には「ラスボス」という言葉は一切出てきません。
発想の核をなすキーワードをあえて提示しないことで
「ん?そのセリフって。ラスボスなんじゃない?」
と謎解き的な快感を、読み手に与えるわけです。
仮に「住人=ラスボス」という発想を、そのまま解答に表記すれば
お題:RPGで町の住人が教えてくれたどうでも良い情報
どうもこんにちは、ラスボスです。
なんて、解答になります。
まぁ、これはこれで元も子もなくてオカシ味がありますが、やや浅い印象を受けます。
反面「キーワード省力」を用い、表現の裏に本当の意図を隠すことで、解答に奥深さが出るわけです。
さらに同じお題で別解を見てみましょう。
お題:RPGで町の住人が教えてくれたどうでも良い情報
きれいなピンクだね(よろしく椎茸)
何がピンクかと言えばおそらく「女性の乳首、もしくは陰部」でしょう。
このキーワードを省力しないと
お題:RPGで町の住人が教えてくれたどうでも良い情報
きれいなピンクの乳首だね
となるわけです。
こちらの表現だと、勇者のおかれている状況を確実に伝えることは出来ます。
しかし、キーワード「乳首」は省力し、読み手に推測の余地を与えたいところです。
『キーワード省略』を実際に使うと分かるんですが
「この意図、ちゃんと伝わるかなー」
って不安になるもんです。
せっかく思いついた発想なので、丁寧に説明したくなるのが人情です。
そこをグッとこらえ、読み手を信じるわけです。
例えばこの解答
お題:宇宙人が日本で20年過ごすとこうなる
人差し指の指紋が擦り切れる(ホムンクルス)
発想自体はウラワザ3「元ネタ利用」により、映画「ET」から引っ張ってきてます。
「イー、ティー」って言いながら子供と、宇宙人が人差し指をあわせるシーンがモチーフです。
知ってる人が読めば「あー、イーティーのやりすぎか」って気づきます。
だけど、やっぱり不安になるもの。
ともすれば
お題:宇宙人が日本で20年過ごすとこうなる
イーティーのし過ぎで、人差し指の指紋が擦り切れる
と書きたくなります。
そこをグッと抑えてキーワード「イーティー」を省略するわけです。
お題:原始時代の忍法
「じつは布でした」だなんて言い出せないほど、壁画が完成されてる(ホムンクルス)
キーワードは「かくれみの術」ですね。
発想をストレートに表現すると
お題:原始時代の忍法
かくれみの術してる間に壁画が完成した
ってな解答になります。
これをどうやって「かくれみの術」ってキーワードを利用せず、表現するか。
そこに頭を使うわけです。
ネットで評価されている解答の多くが、この「キーワード省力」というテクニックを駆使しています。
大喜利力向上を狙うなら、真っ先に身につけたい表現技法です。
ウラワザ17『文末の動詞ひねり』
文末を日常生活ではあまり見かけない動詞で締めくくるテクニックです。
かなりマニアックな手法です。
解答例を見てみましょう。
お題:( )ズなら( )てた。
今週の『クイズならず者100人の生活』では、リーダーがずっと麒麟にまたがってた
この解答ですと、最後の締めは
リーダーがずっと麒麟に乗ってた
としても成り立つわけです。
そこをあえて「またがる」という動詞に変更しているわけです。
「乗る」よりも「またがる」の方が日常生活での使用頻度は圧倒的に少ないでしょう。
そんな珍しい動詞を最後に利用することで、「ん?」と目を引くわけです。
もう一例みてみましょう。
お題:これができたら鬼嫁
勝手にオペする(ホムンクルス)
これも、最後は
手術する
でも成り立つんですが、あえて「オペする」と表現します。
小さいことに感じますが、このように日常生活で見かけない動詞を使うのはかなり有効です。
発想自体は同じでも、パッと見た際の新鮮さがアップします。
ウラワザ18『キャラ目線でのセリフ』
キャラのセリフとして表現するテクニックです。
早速具体例を見てみましょう。
お題:究極の八方美人
ロズウェル事件の宇宙人「今度はあの人と手をつないでみよう」
このように
キャラ名「 セリフ 」
の構造をとれば、キャラのセリフになります。
このテクニックを用いるポイントは、そのキャラっぽい印象的なセリフまわしをすることです。
例えば、子分キャラなら「~~~でゲス」のように語尾にゲスをつけ、下卑た感じに。
老人キャラなら「ワシは~~じゃ」と、主語をワシ、語尾にじゃをつけるのも良いでしょう。
漫画や小説のように登場人物に特徴をつけるわけです。
上記宇宙人はあえてキャラづけせず淡々としてますが、別解として
お題:究極の八方美人
ロズウェル事件の宇宙人「今度はあの人と手をつないじゃおっかな、キャハ☆」
とすれば、ブリっ子の女子高生宇宙人に
お題:究極の八方美人
ロズウェル事件の宇宙人「ツギハ、アノヒトト、テヲ、ツナゴウ」
と全文カタカナにすれば、よりリアルな宇宙人になります。
このように同じ発想でもキャラづけが異なれば、解答の雰囲気がガラっと変わるわけです。
別のお題を見てみましょう。
お題:ほのぼの心霊現象
ボーイ「指名はございますか?あーっ、その子、霊なんで。下のタッチ出来ないんですけど宜しいですかー?」
この解答ですと、風俗の受付っぽいセリフまわしにしています。
スチュワーデスなら「ビーフ OR チキン」
バスガイドなら「右手に見えますのは」
歯医者なら「痛い場合は手を上げてくださいね」
など、定番のセリフがある場合はそれを使うのも良いでしょう。
またセリフだけではなく、行動や状況を書き込む形式もあります。
お題:スポーツジムでの恐怖体験
魔道書片手に「えっとー、あとは東洋人の筋肉80kgとその頭蓋骨20個かー」と見習い魔女がキョロキョロしてる
解答の途中で、登場キャラのセリフを挿入するわけです。
状況を詳しく描け、読み手は絵を浮かばせやすいので便利な表現テクです。
また、キャラ名を特に描かず、ダイレクトにセリフを記入する方法もあります
お題:虫に生まれ変わって感じた事
裁判員に選ばれたが行っても良いのだろうか
のようにお題自体がキャラの感想やセリフを求めている場合は
特にキャラ名を書かず、ダイレクトにセリフを書いてしまいましょう。
今日はここまで!
次がラスト!!
んでもって何度だって書きますよ!
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【オオギリのウラワザ ~表現系~】
まずテクニック各論にうつる前に、大喜利表現における基礎的な原則を2つご紹介しましょう。
特に1つ目の原則は、常に心がけたいものです。
原則1:『不要な表現は徹底的に削る』
評価を受けているネタは、不要な言葉を一切ふくみません。
極端な話し、解答に関係ない文字は1文字たりとも含めないのが理想です。
オオギリにハマりだすと
「句読点1つ、打つか打たないか」
で悩むものです。いや、ほんとに。
なぜそこまで無駄を削るのか?
その理由は、ネタの核心をぼやけさせないためです。
筋肉質な解答は、スッと脳に入ってきて、無限の広がりを感じさせます。
その感覚がたまりません。
マニアックな話しですが、無駄のない解答って文字配列がなんだか美しく感じるのです笑
お気に入りのものは
「あーっ、美しいなあ、気持ちよいなぁ」
なんて悦に浸りながら、何度も眺めますから。
我ながら不気味なもんです。
では1つ、美しい解答を見てみましょう。
お題:「超能力者サミットでもめた議題」
本物が来た(いしだ)
うーん、美しい。
わずか5文字。
わずか5文字に、どれだけの意味がこめられているでしょうか。
もめてる光景も、ありありと頭に浮かびます。
もう、これ以上削ることなんて絶対出来ない。
研ぎあげた刀のような解答です。
お題:写真でひとこと
後続車両は犠牲になったのだ(二階堂旅人)
うーん、美しい。
わずか13文字に、なんというストーリー性。
まさに脈打つような13文字です。
このように、思いついた発想を、一切無駄なく表現することが「大喜利における表現力」です。
ちなみにこれは、長文解答を否定しているわけではありません。
かくいう私自身が中~長文解答を多用します。
仮に1000文字の解答だろうが2000文字の解答だろうが、その中に無駄がなければ良いのです。
特に、長文解答は「基本的に長い文なんざ誰も読みたくない」という事実を、強く意識すべきでしょう。
ただでさえ長いのに、1文でもいらない表現が入っていると、一気に読む気がなくなります。
また、「無駄な表現こそがネタの本質」になっている解答もあります。
後述しますがウラワザ20『同フレーズ繰り返し』、ウラワザ21『蛇足をつける』なんかがまさにソレです。
あえて寄り道するなかに、笑いどころを作る手法です。
矛盾する表現になりますが、そこでの無駄は無駄ではありません。
削るべき無駄とは「ネタの本質に関係ない、笑いにも寄与しない表現」のことです。
原則2:『中~長文解答ではオチワードをなるべく後ろに配置する』
オチとなるキーワードがある場合は、なるべく後ろに配置した方が面白くなりやすいです。
まぁ、落語でも漫才でも、やはりオチは最後にあるものなので。
例えば、こんな感じ
お題:宇宙人に100回さらわれた人の体験談
卒業文集の【宇宙人にさらわれそうな人ランキング】でランク外だった時は、「みんな分かってるはずだろ!気使ってんじゃねえよ!」と8本の足で机を蹴飛ばしてしまった
「8本の足」ってのがオチですね。
そのキーワードが最後に廻ってくるように表現をひねるわけです。
なお、この原則はあくまで中~長文解答にあてはまるものです。
10文字前後の短文解答に、前も後ろもあったもんじゃないので。
ではでは、さっそく表現系のテクニックを紹介していきましょう!
ウラワザ16『キーワード省力』
発想のキーワードを省力する表現テクニックです。
ネット大喜利において頻繁に使われている手法で、解答にグッと深みが出ます。
具体例を見てみましょう。
お題:RPGで町の住人が教えてくれたどうでも良い情報
最後のダンジョンで待ってる(ホムンクルス)
ウラワザ4『場所固定、役割固定』で紹介した解答です。
発想の核は「町の住人が実はラスボスだった」というところです。
ですが、この解答には「ラスボス」という言葉は一切出てきません。
発想の核をなすキーワードをあえて提示しないことで
「ん?そのセリフって。ラスボスなんじゃない?」
と謎解き的な快感を、読み手に与えるわけです。
仮に「住人=ラスボス」という発想を、そのまま解答に表記すれば
お題:RPGで町の住人が教えてくれたどうでも良い情報
どうもこんにちは、ラスボスです。
なんて、解答になります。
まぁ、これはこれで元も子もなくてオカシ味がありますが、やや浅い印象を受けます。
反面「キーワード省力」を用い、表現の裏に本当の意図を隠すことで、解答に奥深さが出るわけです。
さらに同じお題で別解を見てみましょう。
お題:RPGで町の住人が教えてくれたどうでも良い情報
きれいなピンクだね(よろしく椎茸)
何がピンクかと言えばおそらく「女性の乳首、もしくは陰部」でしょう。
このキーワードを省力しないと
お題:RPGで町の住人が教えてくれたどうでも良い情報
きれいなピンクの乳首だね
となるわけです。
こちらの表現だと、勇者のおかれている状況を確実に伝えることは出来ます。
しかし、キーワード「乳首」は省力し、読み手に推測の余地を与えたいところです。
『キーワード省略』を実際に使うと分かるんですが
「この意図、ちゃんと伝わるかなー」
って不安になるもんです。
せっかく思いついた発想なので、丁寧に説明したくなるのが人情です。
そこをグッとこらえ、読み手を信じるわけです。
例えばこの解答
お題:宇宙人が日本で20年過ごすとこうなる
人差し指の指紋が擦り切れる(ホムンクルス)
発想自体はウラワザ3「元ネタ利用」により、映画「ET」から引っ張ってきてます。
「イー、ティー」って言いながら子供と、宇宙人が人差し指をあわせるシーンがモチーフです。
知ってる人が読めば「あー、イーティーのやりすぎか」って気づきます。
だけど、やっぱり不安になるもの。
ともすれば
お題:宇宙人が日本で20年過ごすとこうなる
イーティーのし過ぎで、人差し指の指紋が擦り切れる
と書きたくなります。
そこをグッと抑えてキーワード「イーティー」を省略するわけです。
お題:原始時代の忍法
「じつは布でした」だなんて言い出せないほど、壁画が完成されてる(ホムンクルス)
キーワードは「かくれみの術」ですね。
発想をストレートに表現すると
お題:原始時代の忍法
かくれみの術してる間に壁画が完成した
ってな解答になります。
これをどうやって「かくれみの術」ってキーワードを利用せず、表現するか。
そこに頭を使うわけです。
ネットで評価されている解答の多くが、この「キーワード省力」というテクニックを駆使しています。
大喜利力向上を狙うなら、真っ先に身につけたい表現技法です。
ウラワザ17『文末の動詞ひねり』
文末を日常生活ではあまり見かけない動詞で締めくくるテクニックです。
かなりマニアックな手法です。
解答例を見てみましょう。
お題:( )ズなら( )てた。
今週の『クイズならず者100人の生活』では、リーダーがずっと麒麟にまたがってた
この解答ですと、最後の締めは
リーダーがずっと麒麟に乗ってた
としても成り立つわけです。
そこをあえて「またがる」という動詞に変更しているわけです。
「乗る」よりも「またがる」の方が日常生活での使用頻度は圧倒的に少ないでしょう。
そんな珍しい動詞を最後に利用することで、「ん?」と目を引くわけです。
もう一例みてみましょう。
お題:これができたら鬼嫁
勝手にオペする(ホムンクルス)
これも、最後は
手術する
でも成り立つんですが、あえて「オペする」と表現します。
小さいことに感じますが、このように日常生活で見かけない動詞を使うのはかなり有効です。
発想自体は同じでも、パッと見た際の新鮮さがアップします。
ウラワザ18『キャラ目線でのセリフ』
キャラのセリフとして表現するテクニックです。
早速具体例を見てみましょう。
お題:究極の八方美人
ロズウェル事件の宇宙人「今度はあの人と手をつないでみよう」
このように
キャラ名「 セリフ 」
の構造をとれば、キャラのセリフになります。
このテクニックを用いるポイントは、そのキャラっぽい印象的なセリフまわしをすることです。
例えば、子分キャラなら「~~~でゲス」のように語尾にゲスをつけ、下卑た感じに。
老人キャラなら「ワシは~~じゃ」と、主語をワシ、語尾にじゃをつけるのも良いでしょう。
漫画や小説のように登場人物に特徴をつけるわけです。
上記宇宙人はあえてキャラづけせず淡々としてますが、別解として
お題:究極の八方美人
ロズウェル事件の宇宙人「今度はあの人と手をつないじゃおっかな、キャハ☆」
とすれば、ブリっ子の女子高生宇宙人に
お題:究極の八方美人
ロズウェル事件の宇宙人「ツギハ、アノヒトト、テヲ、ツナゴウ」
と全文カタカナにすれば、よりリアルな宇宙人になります。
このように同じ発想でもキャラづけが異なれば、解答の雰囲気がガラっと変わるわけです。
別のお題を見てみましょう。
お題:ほのぼの心霊現象
ボーイ「指名はございますか?あーっ、その子、霊なんで。下のタッチ出来ないんですけど宜しいですかー?」
この解答ですと、風俗の受付っぽいセリフまわしにしています。
スチュワーデスなら「ビーフ OR チキン」
バスガイドなら「右手に見えますのは」
歯医者なら「痛い場合は手を上げてくださいね」
など、定番のセリフがある場合はそれを使うのも良いでしょう。
またセリフだけではなく、行動や状況を書き込む形式もあります。
お題:スポーツジムでの恐怖体験
魔道書片手に「えっとー、あとは東洋人の筋肉80kgとその頭蓋骨20個かー」と見習い魔女がキョロキョロしてる
解答の途中で、登場キャラのセリフを挿入するわけです。
状況を詳しく描け、読み手は絵を浮かばせやすいので便利な表現テクです。
また、キャラ名を特に描かず、ダイレクトにセリフを記入する方法もあります
お題:虫に生まれ変わって感じた事
裁判員に選ばれたが行っても良いのだろうか
のようにお題自体がキャラの感想やセリフを求めている場合は
特にキャラ名を書かず、ダイレクトにセリフを書いてしまいましょう。
今日はここまで!
次がラスト!!
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