2011年2月13日日曜日

大喜利天下一武道会の分析と傾向その4『司会、解説について』

団体紹介をはさみまして、大喜利天下一武道会の分析と傾向その4でございます。


四:司会・解説がツッコみまくる
これも天下一の大きな特徴かと思います。
たとえばダイナマイト関西ですと『解答に対してはほとんど口だしをしない』という進行方針になっています。
が、天下一では、ほぼすべての解答にツッコミを入れてます。
解答ごとに「ツッコミをする、しない」を分けてしまうと、それにより投票の優劣が生じかねないため、公平を期すためなるべくほとんどの解答にツッコミをいれる方針をとっております。

■ツッコミを入れる理由
これははじめて大喜利を見る方でも、解答の真意が伝わりやすいようにという点にあります。
天下一には「今まで大喜利に興味がなかった人にも、この凄まじい技術の世界を体験して欲しい」という目標がありまして、そのためにはツッコミが必要ではないだろうかと判断した次第です。
強い人の解答は、発想の段階を2段、3段飛ばしてることがしばしばです。それでもみなさん、解答表現を分かりやすいように練られてますので大喜利慣れしていればスッと解釈できますが、そうでない方には「なんとなく面白いけれど理解しきれない」ってな事も多いようです。
それがどうにも歯がゆくて。「この解答ってこれこれこういう段階を経て、こういう領域に達してるんだよ。ヤバくない?そんなこと、普通思いつく!?」って感動を分かちあいたいのです。説得してまわりたいのです笑